社労士 就職

⑦開業と勤務の割合

 社会保険労務士試験合格後、開業か勤務かで悩まれる方は少なくないと思います。
「そもそも社会保険労務士として開業したいからこの資格を選んだ」という方であっても、いざ試験に合格してみると「まずは勤務で経験を積んだ方が良いのでは」と弱気になるケースは決して珍しくありません。
一方、長年実務の世界で頑張ってきたような方でも、開業となればどうしても躊躇するもの。一国一城の主になるということは、どうやら想像以上に覚悟のいることなのかもしれません。

 ちなみに、社会保険労務士について、開業と勤務の比率を表すデータとしては概ね「6:4」程度となっているようです。
だいたい半々だけれど若干開業者が多い、ということになります。しかしながら、この数字については地域によって大きな差があるようで、一般的には「都心部ほど勤務の割合が増え、地方になるにつれ開業者が多くなる」という傾向があります。

確かに、東京都社会保険労務士会の会員数だけをみれば「開業4000:勤務5000」程度で推移しており、勤務登録者の方が1000名も多いことになります。
しなしながら、地域が変わればこの数字は逆転するでしょう。もっとも、都心部にはそれだけ集まる企業も多いため、単に会社数に比例した数字がデータとして現れているだけであると言えるのかもしれませんが、自身が住まう地域の傾向としておさえておけば何かの役に立つかもしれません。

 社会保険労務士として開業するか、勤務登録するか。これについては、ご自身の希望に沿う形で判断されるのが一番だと思います。
開業志望の方が不安だからといって勤務登録をしたとしても、おそらく満足のいく働き方は出来ないでしょう。一方、勤務登録をして安定した働き方をしたい方が、せっかくだからと開業してもまた、なかなか大変なのではないかと思います。

皆さんはなぜ、社会保険労務士資格の取得を目指されたのでしょうか?
理想とするのは、どんな働き方ですか?
試験合格後には、後悔のないようじっくりと考えてみて下さい。

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