社労士 就職

⑥社会保険労務士の年齢層

 社会保険労務士業界における働き盛り、つまり、最も中心となって業界をリードする世代といえば、概ね「40代」であると言われています。
弁護士や税理士の世界では、比較的若手の実務家が業界を盛り上げている一方で、社会保険労務士業界ではそもそも若手の層が薄く、高い年齢層が中心になっている点に特徴があると言えるのではないでしょうか。

実際、この試験の会場に足を運んでみると、定年退職後のオジサマ方の姿が多く見られ、20代の若年者層は少数派であることに気が付きます。
合格者データをみても最も多いのは30代、40代となっており、これらの方々が数年の準備期間の後に開業し、5~10年後にリーダーとして活躍することを考えれば、まぁ40代50代あたりが中心であるという話にも頷けるのではないかと思います。

 社会保険労務士業界のこのような背景を追い風として利用したいのは、20代~30代前半の若手であると言えましょう。
全体として年齢層の高い業界において、若手実務家はいわば希少な存在。この時点で同業者との差別化を図れるというわけです。

また、最近では若くして会社を興す若年起業家が増えていますから、同世代のサポーターとしてニーズがあるかもしれません。若手士業にありがちな「若いからバカにされる」「経験不足が指摘される」といった不安要素も、同世代の社長をターゲットにすればさほど大きな問題にはならないでしょう。
むしろ、若手の起業家側にとっても「同世代の方が何かとやりやすい」「若手の方がフットワークが軽くて良い」というメリットがあると思います。

 他士業と比較すると全体的に年齢層の高い社会保険労務士業界ですが、その中心となる世代にマッチしない若手にも実務上、充分なニーズが見込めます。本気でその道を聞分けたいと思うなら、むしろ実務家デビューは早いに越したことはないのです。

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